20歳棋士・伊藤匠六段の反応速度がえげつない 女流棋士もびっくり「こんな秒で読めるんですか」「早送りしているみたい」/将棋・ABEMAトーナメント

20歳棋士・伊藤匠六段の反応速度がえげつない 女流棋士もびっくり「こんな秒で読めるんですか」「早送りしているみたい」/将棋・ABEMAトーナメント

[ad_1] 伊藤匠六段の指し手  秒単位での判断による指し手であれば、その正確さはAIに勝っているかもしれない。将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2023」予選Bリーグ第1試合、チーム羽生とチーム山崎の対戦が5月6日に放送された。チーム最年少、20歳の伊藤匠六段は2局指して無傷の連勝。チームのストレート勝ちの原動力となった。もともと持ち時間の短い早指し戦は若手有利とは言われるが、持ち時間5分・1手指すごとに5秒加算というフィッシャールールの超早指しは、伊藤六段にとってさらに輝ける場所。第4局で見せた反応速度は、多くの人を驚かせた。 【映像】秒単位でどんどん指しまくる伊藤匠六段  伊藤六段は六冠王・藤井聡太竜王(王位、叡王、棋王、王将、棋聖、20)と同学年で、小学生時代に全国大会で対戦、勝利したこともある若手有望株の一人。藤井竜王からは遅れたものの10代でプロ入りを果たすと、通算勝率も.750を超えるなど早くから活躍している。ABEMAトーナメントでは藤井竜王、伊藤六段、高見泰地七段(29)の3人組で優勝経験もある。  今回は年齢だけでも32歳上のスーパーレジェンド・羽生善治九段(52)からドラフト指名を受けてチーム入りすると、偉大の先輩の背中を見つつ、盤上ではいきいきとした戦いぶりで敵を撃破していった。中でも周囲を驚かせたのが第4局だ。相手のリーダー山崎隆之八段(42)と得意の相掛かり戦になったが、とにかく指し手のスピードが猛烈だ。同じようなペースで指しているように見えても、手を進めるごとにじりじりと差が開いている。チーム山崎の佐々木大地七段(27)が「伊藤君、反射神経『5』かもしれない」と笑えば、中村太地八段(34)も「反射神経とかめちゃくちゃ速いのかな。若いからかな」と同調した。  局面は進んで最終盤。勝ち筋が見えたのか、さらに速度が上がった。残りの持ち時間が少なくなっていたこともあったが、数秒単位で迷いなく指す様子に、大盤解説の聞き手を務めていた武富礼衣初段(23)は「こんな秒で読めるんですか」「これは早送りしているみたいですね」と読みと指し手のスピードにびっくり。対局も211手の熱戦になったが、伊藤六段が粘る山崎八段を振り切った。 ◆ABEMAトーナメント2023 第1、2回が個人戦、第3回から団体戦になり、今回が6回目の開催。ドラフト会議にリーダー棋士14人が参加し、2人ずつを指名、3人1組のチームを作る。残り1チームは指名漏れした棋士が3つに分かれたトーナメントを実施し、勝ち抜いた3人が「エントリーチーム」として参加、全15チームで行われる。予選リーグは3チームずつ5リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出する。試合は全て5本先取の9本勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。優勝賞金は1000万円。 (ABEMA/将棋チャンネルより) [ad_2] Source link