岸田総理に求められる「電力代解散」 大義として「電気代を下げるために原発をすべて稼働」

岸田総理に求められる「電力代解散」 大義として「電気代を下げるために原発をすべて稼働」

[ad_1] 東京都立大学・法学部教授の谷口功一が6月26日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。福島第一原発の処理水の放出について、また、今後の電力問題について解説した。 福島第一原発の処理水放出設備、6月28日から検査開始 官邸に入る岸田文雄首相=2023年6月22日午前、首相官邸 写真提供:産経新聞社 福島第一原発に溜まる「処理水」を基準を下回る濃度に薄めて海に放出する計画について、原子力規制委員会の山中伸介委員長は6月24日、試運転が行われている設備を視察した。海洋放出に関わる設備全体の性能を確認する最終的な検査を、28日から始めると明らかにした。 飯田)溜まる処理水はもはや限界にきています。 電力問題は国家の根本の問題 谷口)このような形で進んでいるのは、とてもよいことだと思います。原子炉等規制法の改正により、原発を60年以上動かしてもいいという法律ができましたが、原発・電力に関することは一層進めて欲しいと強く思います。 飯田)そうですね。 谷口)これから暑くなっていきます。もし衆議院を解散するのであれば、大義として「電気代を下げるために原発をすべて稼働する」というような話をしてくれた方がいいなと思います。 飯田)大義として。 谷口)「電力代解散」をするのであれば、私は絶対に自民党に投票します。 飯田)電力代解散。 谷口)これは本当に重大な問題で、ウクライナ危機の話もありますが、それまでにもエネルギー問題はかなり前景化しています。それにプラスして円安もあります。 飯田)円安も。 谷口)原油を買うために国富が流出しているのですが、電力問題は難しいのです。私は個人的に興味があって、いろいろと研究しているけれど、普通はあまり興味を持ちにくいですよね。 飯田)電力問題について。 谷口)特に原子力になるとややこしい話もあります。かつてレーニンは、「共産主義とはソビエト権力プラス全国土の電化である」という言葉を残しています。電力問題は根本的に国家の問題そのものなのです。水や空気、電気は必需財で、なければ死んでしまいますが、今年(2023年)の夏はかなり暑くなりそうです。 …