【独自解説】すすきの“頭部切断事件”、公開捜査をしていないのは「既に容疑者が浮上していて裏付け捜査中の可能性」元警視庁刑事が指摘

【独自解説】すすきの“頭部切断事件”、公開捜査をしていないのは「既に容疑者が浮上していて裏付け捜査中の可能性」元警視庁刑事が指摘

[ad_1] すすきの“頭部切断事件”に新事実  7月2日、北海道の札幌市・すすきのにあるホテルで頭部が切断された遺体が見つかった事件で、一緒にいた人物がホテルを出た時間帯に、被害者男性の携帯電話の電源が切られていたことなどが新たにわかりました。そこから見えてきたこととは?そして、捜査の進展状況は?元警視庁刑事の吉川祐二氏が解説します。 元・警視庁刑事 吉川祐二氏 Q.被害者とこの人物の間に、携帯電話でのやり取りなどがあったのでしょうか? (元警視庁刑事の吉川祐二氏) 「被害者の携帯電話に容疑者に結びつくような情報があったので持ち去ったことも十分考えられます。持ち去ったときに、電源を切らなければ位置情報などで自分の居場所なども分かってしまうので、慌てて電源を切ったのだと思います」 所持品は全て持ち去られた可能性 Q.入室からホテルを出るまでの約3時間の間に、殺害から頭部を切断し所持品を持ち去り、かつ着替えまで済ませるといった犯行の手順に、とてつもない冷静さと怖さを感じますが… (吉川氏) 「今回は、被害者の所持品を全て持ち去っていると考えられます。車のカギもないという情報もあります。漏れがないように全てを持ち去っている点からも計画性を感じます」 直前の足取り、”15分前“に合流  7月1日の午後11時前に、二人はホテルに入っています。そしてその入室の約15分前に、近くの路上で合流して数分間会話する様子が防犯カメラに映っていたということです。 Q.ホテル入室15分前の映像があるということですが、今後重要になるポイントは? (吉川氏) 「今回15分前まで遡って防犯カメラの映像が入手できたということですが、それよりも前の行動を把握することが今後の捜査にとって重要なポイントになっていくものと思います。また、被害者は殺害されて切断されていますが、その切断の道具をいつから準備していたかということも重要になってきます」 すでに容疑者浮上の可能性も  現在240人態勢で捜査が行われていて、現場付近では情報提供が呼びかけられています。一方、吉川氏は「公開捜査に踏み切っていないため、既に容疑者が浮上している可能性はある。今つかんでいる情報の真偽を確認するために、相当数の聞き込みを行っているのでは」と話しています。 (吉川氏) …