続・大阪自民はどこへ 異例の支部長“更迭” 本部の「断行」にくすぶる不満 地元議員たちに戸惑いも 「血を流す」覚悟で臨む刷新の行方は

続・大阪自民はどこへ 異例の支部長“更迭” 本部の「断行」にくすぶる不満 地元議員たちに戸惑いも 「血を流す」覚悟で臨む刷新の行方は

[ad_1] ”更迭”への不満がくすぶる 自民党大阪府連が揺れている。次期衆院選に向けての立て直しのため、現職の支部長(衆院選候補予定者)を”更迭”し、新たに公募する党本部の異例のテコ入れ策が動き出した。「維新」の勢いに押される、保守の老舗・自民党。「血を流す覚悟」の刷新策だが、地元の党員や議員からは不満も噴出している。暗中模索の大阪自民「刷新」の行方とは。 5月24日に大阪を訪れた茂木敏光幹事長 ことし5月、大阪市内で開かれた自民党大阪府連の役員らとの意見交換会で、府連「再建」に向け発破をかけた、自民党の茂木敏光幹事長。自民党は、2021年の衆院選で大阪の小選挙区では、候補者を擁立した15選挙区で維新の候補に全敗。さらに、今年4月の統一地方選でも府議会で9議席、市議会で3議席を減らし、府連・府議団・市議団の3幹事長も揃って落選するなど大敗の結果となった。 大阪で維新が党勢を拡大し、自民党の政治家たちが「自民党」の看板を掲げて戦うことが厳しくなっているのが実情だ。この流れに歯止めをかけるため、自民党は5月、党本部に茂木幹事長をトップとする「大阪自民党刷新本部」を設置し、府連の再建に乗り出した。 自民大阪府連臨時役員連絡会(7月2日) 7月2日、自民党大阪府連の臨時役員連絡会が急きょ開かれた。ここで出された「刷新」の一手は、次期衆院選の立候補予定者である支部長たちの事実上の“更迭”と、候補者の公募という衝撃的なものだった。 府連の谷川とむ会長は、“更迭”される大阪6選挙区(4区・8区・11区・12区・15区・17区)の以下の支部長1人ずつと面談し、公募を通達した。 4区 中山泰秀氏 8区 高麗啓一郎氏 11区 佐藤ゆかり氏 12区 北川晋平氏 15区 加納陽之助氏 17区 岡下昌平氏 どの支部をこの措置の対象にするかは、数回の情勢調査のほか、6月に党員に対して行った実態調査を踏まえ総合的に勘案して党本部が決定した。しかし、その具体的な判断基準は示されず、“更迭”となった支部長からは、不明瞭な“線引き”に納得がいかないという声が上がったという。 [ad_2] Source link