縄田佳純容疑者の娘「ママはもやしを食べていた、いいなと思ったけど怒られると思って言わなかった」低血糖症について小児科医は『症状だけでは故意性が認めにくい』【MBSニュース解説】

縄田佳純容疑者の娘「ママはもやしを食べていた、いいなと思ったけど怒られると思って言わなかった」低血糖症について小児科医は『症状だけでは故意性が認めにくい』【MBSニュース解説】

[ad_1] MBSニュース ――娘に食事をとらせなかったり、下剤を飲ませたりして低血糖症に陥らせて入院させ、共済金をだまし取っていた疑いで縄田佳純容疑者(34)が逮捕されました。入院は43回で共済金・保険金の請求は578万円。警察によりますと、娘はケトン性低血糖症と診断されています。厚生労働省によりますと、幼児期に見られる低血糖症で、痙攣や嘔吐などの症状が見られるものです。兵庫医科大の服部益治医師(小児科)によりますと、「長時間糖分を取らないとなることがある。子供でも稀な病気ですが、体質によってはなりやすい子がいる。だから発見が遅れたのではないか」、また『症状だけでは故意性が認めにくい』ということです。 【画像を見る】低血糖症にさせ入院…縄田容疑者「夜も食べんとしんどいって言っておき」 (服部益治医師)はい。低血糖症という名前がついてますように、我々は食べたもので、体の血糖をある程度維持するようにできてるんですけれども、10歳ぐらいまでの子供は、その能力がまだ未熟なんです。ちょっと遊び疲れて晩ご飯も食べずに寝てしまうと、夜中にしんどくなって、吐いたりする、というのもここに入ってきますのでこういうのが10歳ぐらいまで起こりえますので、そういう体質の方が、2度3度あっても、全くこの病気ではありそうという形になります。 43回入院しているが、病院側は「おかしい」とならないのか? ――この女の子、全部で43回入院し同じ病院で39回入院していますが、病院側は「ちょっとおかしいな」とはならないですか。 そのとき同じ医師が見ていたか、という問題と、もちろん電子カルテで過去は見られるんですが、3か月とか、間隔がもしあいてしまうと、また新たなタイミングで症状が出たんだな、と思う可能性はある病気です。 ――例えば2020年は12回入院しています。毎月入院してるわけですよね。お医者さんの立場からいかがですか。  こういう体質のお子さんだから、「晩ご飯を食べないとか、おやつを食べずに寝るようなことはやめてください、」などと病院側が指導をしてるけども、お母さんが仮に、「いや、聞いてる通りやろうとしたら、この子も夜寝ると起こせないんですよ、眠りが深くて」などと言われると、(医師も)「そうですか。でもそれは注意しないと、また今日みたいな入院になったら困りますよ」などと、そこのやり取りだけでちょっと少し結論が出しにくくなっていた、というのもあるかなと思います。 [ad_2] Source link