「10人殺したら死んでもいい」と言われ…ジャングルの穴で2か月潜伏 秋元才加が聞いた、“少年ゲリラ部隊”元隊員の沖縄戦【戦争と子どもたち】

「10人殺したら死んでもいい」と言われ…ジャングルの穴で2か月潜伏 秋元才加が聞いた、“少年ゲリラ部隊”元隊員の沖縄戦【戦争と子どもたち】

[ad_1] TBS NEWS DIG Powered by JNN 78年前の沖縄で、アメリカ軍を相手にゲリラ戦を展開した10代の子どもたちがいた。TBSテレビ「つなぐ、つながるSP 戦争の子どもたち 2023→1945」では、俳優の秋元才加さんが元少年兵の1人を取材。「10人殺したら死んでもいい」上官の言葉に何の疑問も持たず、爆薬を背負いジャングルに潜伏した当時16歳の少年が、78年後のいま、思うことは。 【写真を見る】「10人殺したら死んでもいい」と言われ…ジャングルの穴で2か月潜伏 秋元才加が聞いた、“少年ゲリラ部隊”元隊員の沖縄戦【戦争と子どもたち】 ■「怖いという言葉は口から出ない」 7月下旬、沖縄本島北部の大宜味村。小さな公民館の扉をあけると、杖をつきながら、礼儀正しくお辞儀をする男性がいた。瑞慶山良光さん(94)だ。 瑞慶山さんが16歳だった1945年、54万人ものアメリカ軍が沖縄に侵攻。迎え撃つ日本軍は10万人に過ぎず、軍は兵力を補うため、子どもたちを動員した。当時、青年学校に通っていた瑞慶山さんにも声がかかった。 秋元: 赤紙とか、お知らせが来たのですか? 瑞慶山さん: 役場の兵事係の人が召集令状を出すんです。でも、不公平なことをやっていたんです。兵事係の子どもは召集しない、と。 秋元: え?全員が召集されるわけではないんですか? 瑞慶山さん: 兵事係が決めているんです。自分の子どもはやりたくない、行かせない。親戚も行かせない。 …