トランプ氏「金正恩氏と再会談の用意」 国務長官も期待表明

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ホワイトハウスで会合に出席するトランプ米大統領=7日、ワシントン(ロイター)

ホワイトハウスで会合に出席するトランプ米大統領=7日、ワシントン(ロイター)

 【ワシントン=黒瀬悦成】米政府系放送VOAは9日までに、トランプ大統領が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との再会談に応じる用意があると発言したことを伝えた。発言は12日放映予定のメディア企業「グレイTV」のインタビューでなされた。ただ、北朝鮮外務省は7日、米国と協議する意思はないとする談話を発表しており、再会談が実現するかは定かでない。

 ボルトン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は7日の産経新聞との単独電話インタビューで、トランプ氏が11月3日実施の大統領選に向けた支持率の浮揚を狙って10月にも金氏と再会談する可能性があると指摘していた。

 VOAによると、トランプ氏は「北朝鮮が会いたがっているのは知っている」とした上で「(非核化の進展に)役立つと判断すれば会談する」と明言した。司会者から会談が実際に役に立つのか聞かれると、同氏は「多分大丈夫だ。私と金氏との関係は非常に良い」と説明した。

 北朝鮮が核開発関連の活動を継続している問題については「今のところ(長距離弾道ミサイル)発射などは起きていない」としつつ、北朝鮮が今後、核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を再開する可能性は「あり得る」との認識を明らかにし、「その場合は極めて真剣な議論が必要になる」と語った。

 一方、ポンペオ国務長官は9日、外国人記者団との電話記者会見で、「有益であれば首脳同士が再び会うことも含め、米政府は協議が継続されることに非常に強い期待を抱いている」と述べ、協議再開への取り組みを進めていることを明かした。ただ、詳細については「今日は話したくない」とするにとどめた。

 トランプ氏と金氏は2018年6月にシンガポールで史上初の米朝首脳会談を行い、「朝鮮半島の完全非核化」で合意した。だが、翌年2月のハノイでの2度目の会談は非核化の進め方をめぐり意見が対立し、会談は物別れに終わった。

 両首脳は同年6月にも、南北軍事境界線にある板門店で面会した。

 北朝鮮担当特別代表を兼務するビーガン国務副長官は韓国を訪問後、9~10日の日程で東京に滞在しており、外務省当局者との協議で米朝首脳再会談が議題として取り上げられた可能性がある。

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