姫路の女性刺殺、死因は失血死


 兵庫県姫路市の県営住宅で住人の会社員、田口朱音さん(24)が刺殺された事件で、兵庫県警は15日、田口さんの死因は腹部を包丁で刺されたことによる急性失血死だったとする司法解剖結果を明らかにした。

 県警によると、田口さんの腹部には包丁で2回刺された痕があり、首にも押さえつけられたような形跡があった。両ひじや左手に複数の切り傷も見つかっており、県警は田口さんが襲われた際に抵抗した可能性があるとみている。

 田口さんは12日午後1時半ごろ、自宅内で血を流して倒れた状態で見つかった。県警は翌13日、殺人容疑で元同僚の吉直優一容疑者(36)を逮捕。調べに対し容疑を認めた上で、「口論になり腹が立って刺した」と供述しているという。



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