16日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落し、前日比135・39ドル安の2万6734・71ドルで取引を終えた。米国内で新型コロナウイルスの感染拡大が続き、経済活動が再び停滞することへの懸念から売りが優勢となった。
週間の米失業保険の新規申請件数が前週からやや減ったものの、依然として130万件と高止まりしていることも嫌気された。ハイテク株主体のナスダック総合指数は76・66ポイント安の1万0473・83。
銘柄別では、航空機のボーイングやITのマイクロソフトの下げが目立った。小売りのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスは買われた。(共同)