週明け27日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに上昇し、前週末比114・88ドル高の2万6584・77ドルで取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は173・09ポイント高の1万0536・27となった。
GAFAと呼ばれる巨大IT、グーグルの親会社アルファベット、アマゾン・コム、フェイスブック、アップルが上昇し、相場を支えた。決算発表を控えて業績の底堅さへの期待が高まった。
新型コロナウイルスの感染拡大の勢いが収まらず、米経済の先行き懸念からダウ平均は下げに転じる場面もあった。
銘柄別では、バイオテクノロジー企業モデルナが9%上昇。新型コロナのワクチン候補について、臨床試験の最終段階を開始したと発表したことが好感された。(共同)