辛坊治郎さんが帯のラジオ番組初挑戦 ニッポン放送

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番組への意気込みを語る、キャスターの辛坊治郎さん=東京都千代田区

番組への意気込みを語る、キャスターの辛坊治郎さん=東京都千代田区

 はっきりとした物言いが持ち味のニュースキャスター、辛坊治郎(しんぼう・じろう)さん(64)が今月から始まったニッポン放送の新番組「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜午後3時半)で、自身初となる帯ラジオ番組の司会に挑戦している。独特のユーモアを交えて時事問題を伝える“辛坊節”が人気を集めている。

 平成24年4月から29年9月まで同局で週1回レギュラー番組を担当していた辛坊さんにとって、ラジオの仕事に携わるのは約3年ぶりという。声だけで情報を伝える難しさに、「表情だとか勢いだとかでごまかすことができない。より論理的にしゃべらないと通用しない恐ろしさがある。えらいものを引き受けてしまった」とおどけてみせる。

 関西の放送局でもMCやコメンテーターを務める辛坊さんは、自然災害や新型コロナの感染者数を伝える報道について「関東の方が口に出さないこと、タブーが多いように感じる」と持論を展開。新番組では「問題の背景にあるもの、いろいろな情報を総合して見えてくることを皆さんにお伝えするのが、私の役どころなのだろうと考えている。変わった視点の情報番組ができれば」と語った。

 コロナ禍では外出自粛要請に伴い会社員や学生の在宅時間が増加し、作業の傍ら“ながら聴取”できるラジオの需要が高まった。ニッポン放送によると、新番組にも幅広い世代が関心を寄せているという。

 過去には、舌鋒(ぜっぽう)の鋭さゆえに番組での発言が“炎上”することも経験。自分が思うことをそのまま言っても道徳の規範からは外れない境地を表した孔子の言葉を引用し、「心の欲する所に従えども矩(のり)を踰(こ)えず、となるべき年齢なのだけど、なかなかそこまでたどり着かないね。また謝らないといけない局面がないとはいえないので、先に謝っておきます」と“辛坊節”へ期待を抱かせた。(石井那納子)

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