新型コロナウイルスに感染し療養中だった俳優の横浜流星さん(23)が30日、自身のインスタグラムを更新し、この日に退院したことを報告した。
横浜さんは「自宅と仕事場の往復以外、外出は本当にしておらず、感染対策も徹底していたので、陽性の結果が出た時、頭が真っ白になりました。ドラマの撮影と、舞台の稽古に全力を尽くし、ずっと作品のこと考えていたので、悔しいです」と胸のうちを吐露。
「なにより仕事関係者、共演者の皆様に、大きな迷惑をかけてしまったことに責任を感じ、悲しみや怒りや不安に飲み込まれそうにもなりましたが(中略)応援してくださる方々の温かい言葉に何度も救われました。ありがとうございます」と周囲に感謝を伝えた。
ファンに向けては「感染予防を徹底していても、いつどこで感染するか分かりませんので、本当に気を付けてください。“手洗いうがい”“外出の際にはマスクを忘れずに”1日も早く終息しますように」とメッセージを送った。
横浜さんは今月20日、出演予定の舞台「巌流島」のけいこ終了後に体調不良を訴え、抗原検査で陽性と判明、入院し治療を行っていた。
横浜さんと伊藤健太郎さん(23)が主演し8~9月にかけて東京・明治座や名古屋、高松、大阪、福岡で上演予定だった同舞台は「公演に向けた稽古および開催準備などが間に合わないため」との理由で、中止が発表されている。