日本旅行中に旅行代理店が主催した晩餐会で、酒を飲み、温泉浴中に行方不明になって死亡しても、旅行代理店と現地のホテルは損害賠償をする責任がないという判断が再び出た。
法曹界によると、ソウル高裁民事1部は1日、Aさんの遺族が旅行会社である株式会社ロッテ観光開発と日本登別温泉·ホテルなどを相手取って起こした損害賠償請求訴訟で、原審と同様に原告敗訴の判決を下した。
Aさんの家族は2015年2月25日~28日まで旅行会社と北海道の温泉街旅行契約を締結した。
旅行当日の2月25日、A氏らはホテルに到着した後、午後6時から1時間、ホテル内の宴会場で国内の旅行会社と契約を結んだ現地ガイドらとビールを飲みながら夕食をした。
Aさんは宿所に戻って30分ぐらい休んだ後、温泉に入りに行った。 Aさんの子どもBさんは、父親が午後9時ごろ、温泉から出てきたのを目撃したが、宿舎にいないため、現地ガイドに知らせ、家族と共に父親を探しに出かけた。
彼らは2時間以上ホテルを回ったが、Aさんを見つけることはできなかった。Bさんは翌日午前12時20分、ホテル側にもこの事実を知らせており、1時間後には警察に失踪届けを出した。
午前1時30分、ホテルの警備員はホテルの宴会館7階でAさんが倒れているのを発見した。Aさんは救急車が到着する頃、意識をしばらく回復したが、同日午前3時ごろ死亡した。
地元医師はAさんが飲酒し、短時間で死亡したと結論付けた。ただ、遺族の要請でA氏に対する解剖は行わなかった。
2017年8月、遺族は7億ウォンの賠償を求めて訴訟を起こした。
遺族らは裁判過程で「旅行会社は契約を締結した旅行者の生命、身体などの安全を確保するための適切な措置を取らなかった」とし「現地のホテルも監視カメラなど十分な人材を備えておらず、温泉で飲酒をしないようにお酒を販売しないなどの義務を違反した」と主張した。
一審は現地ガイドがホテルへ移動するバスの中で「飲酒後の入浴は心臓に無理を与えるので禁止する」などの内容が盛り込まれた注意事項を教えたこと、飲酒状態での入浴は危険だということは分別力のある成人なら分かることなどを挙げ、現地ガイドが安全配慮義務を違反したと認められる根拠が不足していると判断した。
続いて「旅行会社側と締結した旅行契約を調べても安全配慮義務違反の事実があるとは考えにくい」とし「遺族が主張する安全配慮義務違反とこの事件事故の因果関係も認められない」と述べた。
続いて「飲酒は旅行者の選択で自らの危険を冒して行われる行為であるため、ホテル側で酒類を売らない理由もない」とし「使用しない宴会場の電気を消しておくなど、ホテル側も基本的な安全配慮義務を果たしたものとみられる」とし、現地ホテル側の責任もないと判断した。
該当判決を不服とした遺族らは控訴したが、控訴審の裁判部も原審が正しいと判断した。
韓国の反応
・一体成人が自己判断の下で酒を飲んで死亡に至ったのを、どうして他人のせいにするの？他人のせいにばかりする社会にうんざりだ
・自分の行為で発生した問題はどうか自ら責任を負う社会になるように
・本人が酒を飲んで死だのに、他人のせいにする状況だと受け取ればいいのか？
・酒を飲んでから温泉に入っては行けないのは、基本常識だということを誰よりももっとよく知っているはずなのに
・賠償金7000万円？遺族が正気じゃないのに？
・死んだ親父を口実に金を稼ぎたいのか？
・事故が起これば、外部のせいにする認識は間違っている
・解剖もしないで自分達の主張さえすれば、そのケチな日本人たちが補償してくれると思ったのか？
・雷に打たれても人のせいで！
・旅行に行って死亡したとしても旅行会社や現地のせいではないよ
・こんな時局に日本へ遊びに行って酒飲んで温泉楽しんで、死んだことをどうして旅行社のせいにするの？
・この遺族は剖検もしないで損害賠償請求したんだよ、理解できないな
・成人なら自分で判断して決めるんだよ、風呂に入って死んだのをどうして他人の責任
・相手に責任を問いて、「お金出せ」ってもう習慣性だな
・基本的に考えても本人が不注意だったんだけど…
・飲酒後温泉で死亡したのを人のせいに？ 理解できないね
・余計な訴訟をしてホテルの名声を汚したのだから、訴訟をした人が弁償をしなければならないでしょう
・自然死なのに訴訟はなぜなのか？
・その人運命だと思う…誰かのせいにすることではない
・日本では、韓国の様に監視カメラが設置されている場所は少なく、温泉で酒を販売してはいけないことはない、どこで飲んで、どう行動するかは自己判断、自己責任、それが日本
・自国や自分の価値観を海外に押し付けて怒鳴るなんて迷惑な客だ。むしろ日本人なら旅館に対して迷惑をかけたと思うだろう
Source: https://news.v.daum.net/v/20201001184419271
