中国政府反発、中国公船2隻滞在への日本側警告に対し


中国政府反発、中国公船2隻滞在への日本側警告に対し

 沖縄県の尖閣諸島沖の領海に中国当局の船2隻が2日以上にわたって留まりつづけ、日本側が退去を求めたことについて、中国政府は13日、「日本側は中国固有の権利を尊重すべき」などと主張しました。

 第十一管区海上保安本部によりますと、11日から尖閣諸島沖の日本の領海に中国海警局の船2隻が侵入し留まりつづけ、滞在時間は尖閣諸島の国有化以降、最長となりました。海上保安庁の巡視船は、中国船に対し領海から退去するよう警告しましたが、中国側は次のように反発しました。

 「釣魚島海域(尖閣諸島の中国名)で巡行し、法執行することは中国の固有の権利だ。日本側はこれを着実に尊重すべきだ」(中国外務省 趙立堅報道官)

 中国外務省の報道官は従来の主張を繰り返しましたが、第十一海上保安本部によると、2隻は13日夜、相次いで領海外の接続水域に出たことが確認されました。(13日22:18)



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