新型コロナウイルス対策として国が最大で現金100万円を支給する持続化給付金をだまし取ったとして、13都府県警が21日までに詐欺容疑などで55人を逮捕、6人を書類送検したことが28日、警察庁への取材で分かった。被害総額は4300万円。
警察庁によると、全国の警察には21日までに、受給者や家族から「不正受給に当たらないか」などと計約1800件の相談が寄せられた。
また、警視庁捜査2課は28日までに、5月下旬ごろに書類を偽造して給付金を詐取したとして、詐欺の疑いで無職山本武彦容疑者(45)=愛知県一宮市=ら男3人を再逮捕、女1人を逮捕した。