【ワシントン共同】米大統領選は6日、最終盤の開票作業が続き、民主党のバイデン前副大統領(77)が激戦の東部ペンシルベニア州と共和党地盤の南部ジョージア州でトランプ大統領(74)を逆転してリードを徐々に拡大、当選に必要な選挙人の過半数獲得に迫った。バイデン氏は6日夜、演説し「われわれは勝利する」と自信を示した。一方、トランプ氏は声明で「絶対に諦めない」と強調し、さらなる法的措置に意欲を示した。ジョージアなどでは再集計が現実味を帯びてきた。
民主党支持層の多い都市部などで郵便投票の開票が続き、バイデン氏は西部2州でも先行を維持した。