愛知県では、7日新たに113人の新型コロナウイルスの感染が確認されました。1日の感染者数が100人を超えるのは8月13日以来、86日ぶりです。
113人の内訳は、名古屋市で41人、豊橋市で12人、豊田市で11人、岡崎市で1人、それ以外の市町で48人です。
このうち、犬山市では11月3日に10代の男子学生の感染が判明した名古屋経済大学犬山キャンパスで、新たにこの学生が所属するサークルの学生9人に感染が確認されたということです。
愛知県は8日以降、このサークルを新たなクラスターとして認定する方針です。
また、犬山市のホームパーティーで感染が拡大しているクラスターでも、新たに10代から50代の男女3人に感染が確認され、このクラスターの感染者は36人となっています。
一方、名古屋市では接待を伴う飲食店で発生している2つのクラスターで、それぞれ新たな感染が確認されました。
愛知県では、ここ数日で夜の接待を伴う複数の飲食店で新たにクラスターが発生するなど感染者数が徐々に増えてきていて、大村秀章知事は「大変厳しい状況がやってきていると思っている。100人台を重く受け止め日々緊張感をもって対処していきたい」と改めて危機感を示しています。