社民党、比例2.06%で政党要件確保 ラサール石井氏の「名言」弾み


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 公選法では政党要件を①所属国会議員5人以上②直近の衆院選か参院選で、比例代表か選挙区で2%以上を得票――のいずれかを満たす必要があるとしている。

 社民党は比例代表で121万7823票を得票し、得票率は2・06%だった。1人分の議席も確保し、候補者名で20万7143票を集めたタレントのラサール石井氏が当選した。

 ラサール石井氏は公示日の3日の第一声で、参政党のスローガン「日本人ファースト」を念頭に、「人間にファーストもセカンドもない」と強調。各地の街頭演説などでも繰り返し訴えた。

 福島氏は、ラサール石井氏の第一声について「名言」と評価。政党要件を満たした要因について、物価高対策や税金の使い方についての主張とともに「はっきり差別・排外主義と戦うと強く訴えた。響いた面がある」とした。

 会見に同席したラサール石井氏は「崖っぷちからはい上がるドラマに参加してくれと有権者に訴えて、一応良い結果にはなった。わかりやすい言葉で、これからも伝えていきたい」と述べた。【富美月】



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