任期満了に伴う山梨県北杜市長選は15日投開票され、無所属新人で元市議の上村(かみむら)英司氏(50)が、無所属新人で元県議の大柴邦彦氏(62)、無所属現職で再選を目指した渡辺英子氏(74)、無所属新人で元市議の池田恭務(やすみち)氏(47)の3人を破り初当選した。投票率は73・18%。
前回に続く挑戦となった上村氏は「選挙戦で訴えた、しがらみのない政治、市民が主役の政治を前に進めたい」と語った。
県議会議長を務めた大柴氏は107票差で涙をのんだ。渡辺氏は新型コロナウイルス対策などで市政の継続を訴えたが、及ばなかった。