【ワシントン=横堀裕也】米国のトランプ大統領は3日、大統領選で大規模不正の証拠が見つかっていないと1日に述べたウィリアム・バー司法長官について「きちんと(不正を)調べておらず、失望している」と語った。ホワイトハウスで記者団に語った。
トランプ氏は「バー氏を今でも信頼しているか」との記者団の問いに明言を避け、「数週間後に尋ねてほしい」と述べるにとどめた。トランプ氏はバー氏の発言に激怒しているとされる。米紙ワシントン・ポストは米政府高官の話として「トランプ氏が解任に踏み切る可能性もある」と伝えた。