【米大統領選2020】 共和党トップのマコネル氏、バイデン次期大統領に祝意

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【米大統領選2020】 共和党トップのマコネル氏、バイデン次期大統領に祝意

マコネル氏は上院での演説で、11月3日の大統領選で「異なる結果」を期待していたが、選挙人がバイデン氏の勝利を示したと説明。「だから今日私はジョー・バイデン次期大統領を祝福したい」と述べた。

さらに、次期副大統領のカマラ・ハリス氏にも祝意を伝え、「全てのアメリカ国民が、初めて女性の次期副大統領を選出したことを誇りに思えるだろう」と付け加えた。

バイデン氏はマコネル氏に電話し、祝いの言葉への感謝を伝えたと明かした。2人は「早期に面会する」ことで合意した。

全米50州とコロンビア特別区(首都ワシントン)では14日、選挙人538人が投票し、バイデン氏が306票、トランプ氏が232票をそれぞれ獲得した。

トランプ氏は大統領選で大掛かりな不正があったとの立証されていない主張をしており、いまだ敗北を認めずにいる。

アメリカの政策決定に重要な役割を果たす上院は現在、共和党が多数を占めている。バイデン政権にとっては、上院との良好な関係が重要になる。

バイデン次期大統領は15日、来年1月5日に上院の2議席をめぐる決選投票が行われるジョージア州のアトランタを訪問した。

もしこの両議席を民主党が獲得すれば、上院で主導権を握ることができ、バイデン氏の政権運営が大きく有利になる。逆に、上院で共和党が多数を維持すれば、バイデン政権の人事や予算など重要政策は前途多難になる。

下院はすでに民主党が多数を占めている。

バイデン氏の当選が正式に確定したことを受け、これまで同氏の勝利を祝福するのを拒んでいたロシアのウラジーミル・プーチン大統領、ブラジルのジャイル・ボルソナロ大統、メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領がそれぞれ祝意を表した。

■トランプ氏の反応は

チャック・シューマー上院院内総務(民主党)は、「少しばかりの優雅さと気品を持って任期を終える」ようトランプ氏に求めた。

「我々の民主主義のため、そして平和的な権力移譲のため、彼(トランプ氏)はごまかしや虚偽の発言をやめて、ジョー・バイデンが我々の次期大統領になることを認めるべきだ」

一方でトランプ氏はこれまでの主張を変える気はないようだ。同氏は15日のツイートで、投票者の不正を示す「ものすごい数の証拠」が「次々押し寄せている」と述べた。

ホワイトハウスのケイリー・マケナニー大統領報道官は、トランプ氏がバイデン氏を次期大統領として認めるかどうかについて問われると、トランプ氏は大統領選に関連した進行中の訴訟に今も関与しているとだけ述べた。

■ジョージア州で何が

バイデン氏は来年1月20日に大統領に就任すると、自身の選挙公約を実行するために上下両院の支持を求めることとなる。

上院は、定数100議席のうち共和党が52議席を占めているが、1月5日の決選投票で状況が変わる可能性がある。

1議席は共和党現職デイヴィッド・パーデュー議員と民主党新人ジョン・オソフ氏が、もう1つの議席は共和党現職ケリー・ロフラー氏と民主党新人ラファエル・ワーノック氏が争っている。

15日にジョージア州アトランタでドライブイン集会を開いたバイデン氏は有権者たちに対し、信じて「耐えて」くれたと感謝を述べた。「あなた方の声が届き、あなた方の票が何度も集計された。私はジョージア州で3回も勝ったような気がしてきた」。

しかしバイデン氏は、物事を成し遂げるには民主党の2議席が必要だとし、「邪魔をするだけの上院議員2人は不要」だと述べた。

「この2人を送り出せば、我々は上院の主導権を握ることになり、ジョージア州の住民の生活を変えられる」

また、上院は新型コロナウイルスをめぐる経済政策パッケージを「何カ月も前に」可決すべきだったのに、「何も」していないと付け加えた。

最新の世論調査では民主党のワーノック氏が共和党のロフラー氏を引き離している。共和党のパーデュー氏と民主党のオソフ氏は接戦となっている。

民主党が両議席を獲得すれば、上院は均等に二分されることとなるが、それでも民主党優勢となる。上院議長は副大統領が兼任するため、ハリス次期副大統領が決定票を握るからだ。

(英語記事 Top Trump ally ends silence to congratulate Biden)

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