現代車、アイオニック5組立ラインの生産人員12%削減へ

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現代車の電気自動車アイオニック5
現代車の電気自動車アイオニック5

現代車の労使が10日、3月末から蔚山(ウルサン)第1工場で量産する電気自動車「アイオニック5」の生産人員数(マンアワー=Man Hour)に合意した。しかし内燃機関の車に比べて多くの人員が必要でない電気自動車の生産に従来の人員をほぼそのまま配置することにし、生産性の問題が発生するという指摘が出ている。

現代車の労使は蔚山第1工場第2ラインの勤労者800人のうち約100人を組立ラインでなく別にところに配置することで合意した。現代車関係者は「今回の合意は従来のアイオニック5組立ラインが対象」とし「(電気自動車への転換による)エンジン・変速機工場の人員削減は労働組合と協議中」と伝えた。しかし電気自動車の工程を考慮すると、事実上、従来の人員をそのまま維持するのと変わらないという分析が出ている。さらに現代車の労使は今回、蔚山第1工場の時間あたりの生産量(UPH=Unit Per Hour)も3%引き下げた。

自動車業界は今回の合意でアイオニック5の生産性が落ち、韓国の電気自動車の競争力が低下する可能性があると懸念している。アイオニック5電気自動車に入る部品の塊り(UPG・自動車の部品単位)は360個で、内燃機関の車(約500個)の72%水準だ。内燃機関専用UPGのエンジン・変速機・燃料・吸気系統など180個が消え、モーター・減速機・電装など35-40個の電気自動車専用UPGが追加される。

このように組立工程が減少するにもかかわらず人員調整が少ないのは労働組合の反発のためだ。蔚山工場の一部の組合員は1月、アイオニック5テスト車両生産ラインを停止させたりもした。現代車の労使は雇用安定委員会で、電気自動車への転換による業務減少に対応し、定年退職者に代わる新しい採用を進めない形で約20%の人員を削減することにした状態だ。

大徳大自動車学科のイ・ホグン教授は「工程自体が単純化しただけに人員の削減は自然な流れ」とし「(調整なく)このように進めば、生産効率性、価格競争力が落ち、結局、韓国で電気自動車を生産するのが難しくなるかもしれない」と指摘した。モビリティー専門家のチャ・ドゥウォン氏は「GMなど海外自動車企業は構造調整をするが、韓国はそれができない状況」と話した。

しかし雇用が減ることについては社会的な合意と対策が必要だという見方もある。韓国産業研究院のチョ・チョル研究委員は「電気自動車の生産工程に合う人員を投入すべきだが、良質の職場が減るという点で社会的に打撃」とし「電気自動車への転換と雇用人員、部品産業に及ぼす影響などを社会的に考える時だ」と述べた。

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