(CNN) 米テキサス州南部のキリスト教会が主催した青少年キャンプで、参加者125人以上が新型コロナウイルスに感染したことが分かった。
同州リーグシティーに本拠を置く超教派の教会、クリア・クリーク・コミュニティー・チャーチの主任牧師によると、6月下旬に開催した中高生対象のキャンプには400人以上が参加した。このうち成人を含む125人あまりから、新型ウイルスの検査で陽性判定を受けたとの連絡があった。
さらにキャンプ期間中や参加者の帰宅後、それぞれ数百人が新型ウイルスにさらされたと考えられる。
地元保健当局は先月27日に1人目の陽性者の報告を受け、接触追跡などの対策を進めている。参加者は期間中、教会のカウンセラー以外に外部と接触せず、キャンプ場にほかの利用者はいなかったという。
州南部にある系列5教会での礼拝は7日まで中止となった。
保健当局はキャンプ参加者で症状がみられる人や、陽性者と濃厚接触があった人に対し、検査を受けて結果が出るまでは自宅で自主隔離するよう呼び掛けている。
CNNは当局に、参加者がワクチン接種を受けていたかどうかを問い合わせたが、回答は得られていない。