【衆院選】岸田首相大敗でCOP26への出席を断念か

明日11月1日から英国で気候変動会議のCOP26が開催されるが、岸田首相がその会議を欠席すると決める可能性が高まっている。既に10月31日からのG20はオンライン参加を決めているが、COP26は対面での出席を目指していた。だが衆院選で大敗が決まればそれも断念せざるを得なくなるようだ。

岸田首相、最後の訴え…自民「単独過半数割れ」で迫られる重大な「決断」

【衆院選】岸田首相大敗でCOP26への出席を断念か

大手メディアの予測を大別すると

10月31日投開票の第49回衆院選はいよいよ待った無しとなった。今回の衆院選の焦点は報道各社が報じるように、徳俵に足がかかった自民党が何とか堪えて単独過半数(233議席)を維持できるのかどうかである――。

日本経済新聞の終盤情勢調査(26~28日実施)の議席予測は、未公表だが以下の通りである。自民党:231議席(選挙区164+比例67、以下同じ)、公明党:33議席(8+25)、立憲民主党:136議席(85+51)、共産党:13議席(1+12)、日本維新の会:33議席(14+19)、国民民主党:7議席(5+2)、社民党:1議席(1+0)。自民が単独過半数に届かないというものだ。

大手メディアの予測を大別すると、NHK、読売新聞、日経新聞は「自民苦戦、立憲増」であり、朝日新聞、共同通信が「自民そこそこ、立憲伸び悩み」である。つまり、各社の調査数値と票読みが真っ二つに分かれて、分析と評価が難しい総選挙なのだ。

読売新聞(29日付朝刊)は1面トップに終盤情勢調査(26~28日実施)を基に「自民単独過半数は微妙―小選挙区4割が接戦―立民増、維新勢い保つ」の見出しを掲げたことで分かるように、自民に対し厳しい見立てを紹介している。

ここで筆者は敢えて、独自の予測値を挙げてみたい。自民236、公明31、立憲138、共産15、維新30、国民7、社民1、れいわ1―である。競馬の予想屋ではないので当たった、外れたと騒ぐつもりはないが、筆者の見立ては自民が辛うじて単独過半数割れを回避できるという読みである。

「東京首都圏で大苦戦」は事実か

それにしても自民党が「東京首都圏で大苦戦」という見立ては、以下に紹介する事実からも推量できる。

甘利明幹事長は26日以降の日程をすべてキャンセルして自分の選挙区・神奈川13区に張り付くことを余儀なくされたのだ。元東京地検特捜部検事の郷原信郎氏が主宰する『神奈川モンダイ』で「投票用紙に『甘利明』と書くべからず! この男に投票してはいけない3つの理由」などネガティブキャンペーンを大展開している。結果、「甘利、太(栄志=立憲新人候補)と接戦に」(日経新聞情勢分析の見出し)なっている。

次は岸田首相の選挙戦最終日(30日)の遊説である。まさに大苦戦中の東京22区→神奈川14区→東京23区→神奈川7区→東京5区→同6区→同1区→同3区の順に回り、そして東京・品川区の大井町駅前(りんかい線・京浜東北線・東急大井町線)で最後の訴えを行う。東京3区は、自民現職の石原宏高候補(当選4回)が立憲現職の松原仁候補(7回)と生死を賭けてデッドヒートを繰り広げている。

かくも厳しい終盤戦なのだ。万が一、自民単独過半数割れ・甘利幹事長敗北に直面すれば、岸田首相は31日深夜、重大な決断を迫られる。それは11月1~2日に英グラスゴーで開催される国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)首脳会合出席を断念することだ。

岸田氏は26日に出席を表明しており、議長であるボリス・ジョンソン英首相との首脳会談も決まっている。2日早朝に出発し僅か6時間半滞在の0泊2日の強行日程であるが、外交当局は現在もジョー・バイデン米大統領との初顔合わせの可能性を探っている。

さらに10月第3週後半から嶋田隆首相政務秘書官を中心とする官邸官僚と木原誠二官房副長官(政務)、村井英樹首相補佐官(特命担当)などが準備していた首相スピーチが宙に浮いてしまうことだけは避けたい岸田官邸は、単独過半数維持に向けて半ば祈るような気持ちだという。

明日31日午後8時に投票は締め切られて、直ちに投票箱開けが始まる。報道各社の世論調査・議席予測を俯瞰すると、「読売・日経」対「朝日・共同」の戦いとなった。どちらに軍配が上がるのか、開票後の楽しみが一つ増えた。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/a8de925ac946a835e68d445ba1941f77627c8d1f

G20首脳会議が開幕“対面”開催2年ぶり


10/30(土) 12:01配信 日本テレビ系(NNN)

イタリアのローマで30日、G20(=20か国・地域)の首脳会議が開幕し、気候変動対策やエネルギー価格の高騰などについて話し合われます。

G20の対面での開催は2年ぶりで、アメリカのバイデン大統領やフランスのマクロン大統領らが出席し、日本の岸田首相や中国の習近平国家主席らはオンライン形式で参加予定です。

気候変動対策を協議する国連の会議(=COP26)がイギリスで始まるのを前に、G20として温室効果ガスを実質ゼロにする時期をめぐり、どこまで具体的な合意ができるかが注目です。

また、エネルギー価格高騰が世界経済に与える影響について議論するほか、すでに閣僚レベルで合意している法人税の最低税率を15%とするなどの国際課税の新たなルールについて首脳間での支持を確認します。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/18297e09d22ea7564e344400dd0a34eb0100e284

公明党に支えられて何とか政権を維持するレベルか


ワトソン君衆院選は、盛り上がりませんね・・・。山本太郎さんと、NHK党の演説しか見所がないんですか?

黒井俺は岸田首相は大敗すると思う。なぜかと言うと、投票前最後の最も盛り上がるイベントとも言える秋葉原演説を放棄したからだ。あの演説はオタクの聖地=右派とかいうマスコミのレッテル貼りではなく、安倍元首相が2012年に政権を奪還する際に始まった伝統だったんだよ。

ワトソン君その秋葉原で、NHK党が演説してました!

黒井そういうこと。聴衆は200人だったかな?これでは衆院選自体の盛り上がりに欠けるよな。結果候補の統一化に成功した野党に数十議席を持っていかれ自民単独過半数割れ、公明党とのタッグで何とか政権維持、岸田首相はCOP26出席を断念…とまあ最悪に近いシナリオが想定されるわけ。

ワトソン君コップ26って、そんなに大事ですか?G20も大事だと思いますけど・・・。

黒井どちらの会議もそれなりに大事だがG7ほどではない。こうしてあれこれ書かれ放題になってるのが何より問題だと思うね。

岸田首相の政策はどれも的外れで時代遅れ


ワトソン君ネットユーザーの反応です!

・静岡の参院選みたいに、無党派層が選挙に行けば結果は大きく変わります
・会合の日程は最初から決まっています。その日程に総選挙をぶつけて負けたら出席を断念するのは、どうなんですか?
・岸田さんの田園都市構想で、政治の流れは都市部から地方へと決まりました。首都圏を捨てたとも言えます
・読売や産経さんが自民大幅減と報道するのは、自民に入れなければという危機感を持ってもらうためです

黒井田園都市構想?初めて聞いたな。詳しく説明している記事がほとんどない。これではどうしようもないね。岸田首相は発信力に問題がある。

ワトソン君所得倍増とか、田園都市と言われても、ピンと来ないですよね・・・。

黒井少し調べたが、高度経済成長期のスローガンをそのまま使うのはいかがなものかと思うね。まあ今はじたばたしても仕方ないから結果を潔く受け入れるのみだ。