中国恒大が理財商品の償還計画を大幅に縮小し、保有商品の金額や償還時期を問わず月1,200ドルしか元本返済しないことにした。従来は投資額の10%を償還の月末までに返済するとしていたが、それも無理になってしまったようだ。末期症状と言える。
中国恒大、理財商品の償還計画を修正 「積極的に資金調達」
1/1(土) 0:39配信 ロイター
［香港 ３１日 ロイター］ – 巨額債務を抱え経営難に陥っている中国の不動産開発大手、中国恒大集団は３１日、理財商品と呼ばれるウェルスマネジメント商品の投資家への償還計画を修正した。
恒大によると、理財商品の投資家は、保有商品の償還時期に関係なく、今月から３カ月間、元本返済として月８０００元（１２５７ドル）を受け取る。従来は具体的な金額は示さず、償還期限の月末までに投資額の１０％を返済するとしていた。
恒大は、ウェルス部門のウェブサイトに３１日掲載した声明で、「積極的に資金を調達」し、３月下旬に返済計画について改めて通知するとした。状況は「理想的」ではないとも述べた。ウェルス部門は依然投資したプロジェクトから資本を回収しようとしており、元々の返済計画は実行が難しくなっている。
ウェルス部門は９月下旬、理財商品の一つの支払いを履行できず、投資家が抗議。
恒大側は、集合住宅やオフィスなど実物資産で支払う計画を立てたが、一部投資家は拒否した。
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月たったの1,200ドル、しかも3カ月間だけ
ワトソン君これって、何がどう違うんですか？よく分からないです・・・。
黒井あえて分かりにくい書き方をしてるが、要するに従来の返済計画では回らないと分かったから大幅に規模縮小して返済することにした。金額の多さに関係なく月1,200ドルしか返済されないなら、大口投資家は損してしまうよな。
ワトソン君えっ？金利じゃなくて、元本ですか？
黒井そうそう。だから例えば1,000万円投資していた人はすべて取り戻すのに7年かかる。しかも“3カ月間”と期間まで区切っている。従来は償還のタイミングで10%返済としていたから、大幅な後退となるわけ。
ワトソン君もっと分かりやすく、書いてほしいですね・・・。ロイターでも、詳しく書けない事があるんですね。
黒井恒大の言い分がそのまま記事になったような印象だね。何がどう変わったのかを債権者に悟らせたくない意図があるんだろうが、もはや理財商品までも危ないとなれば誰も投資しなくなる。
年末までの39,000の住宅引き渡しも嘘になった
ワトソン君ネットユーザーの反応です！
・見た目では中国経済は好調なはずでしたけど、この件が表に出てから首が回らなくなりました
・償還期限の引き延ばしに動いているだけで、積極的に資金調達しても全部返済は難しいです
・今更出資する投資家はいないので、売れる資産はドンドン手放すと思います
・どこが積極的なのか意味不明です
・工事再開率91%というのもウソでした
黒井年末までに39,000の住宅を引き渡すのも結局流れたよな。すべて嘘になった。嘘に嘘を重ねて信用を切り売りしてでも先延ばししないと破綻するからだろう。だがこの調子では1カ月持つかも怪しい。
ワトソン君ホントですね・・・。諦めが肝心だと思います。
ワトソン君中国の皆さん、北京オリンピックは中止です！残念でした！さようなら！
黒井日本には関係ない！どうでもいい！中国さようなら！
