ゼロコロナの破綻が目前に迫っている。西安に続き河南省の一部の市でも都市封鎖が実施されるようだ。人口は111万人ということで西安の10分の1だが、他の省にまで飛び火したとなるといよいよ危ない。
中国 西安に続き河南省でもロックダウン
1/4(火) 19:11配信 テレビ朝日系(ANN)
中国の新型コロナ感染で西安に続いて今度は河南省でもロックダウンです。
中国・河南省禹州市の映像です。
人通りはほとんどありませんが、PCR検査場は長蛇の列ができています。
人口111万人の禹州市では3日と2日で合わせて20人前後の新型コロナの感染者が確認され、3日からすべての住民に対し、自宅からの外出が禁止されました。
バスやタクシーを含むすべての車の走行が禁止されたほか、学校や飲食店も閉鎖されています。
「ゼロコロナ」政策を掲げる中国では人口1300万人の西安でも先月末からロックダウンが続いています。
学びがある! 2
分かりやすい! 9
新しい視点! 3
米国と中国のやり方、どちらが正しいのか
黒井西安の市中感染は従来と異なり最初から多くの新規感染者が見つかっていて、既に水面下で相当広まっていたものと推測されるようだ。隔離期間を3週間や4週間として厳格な入国規制を実施した中国だが、それでも陸路の国境付近から入ってくる変異株を防ぐには至らなかった。都市封鎖でも容易に収束しない理由だ。
黒井100万人超の都市で20人新規感染者が出ただけで都市封鎖する中国と、100万人の感染者を1日で叩き出しても厳格規制しない米国を比較するネットユーザーがいた。どちらが正しいのかの答えはまだ出ていないが、中国のやり方が明らかに通用しそうにないのだけは分かる。コロナ以外の原因で人民が命を落とすようではいけない。