中国恒大など不動産企業が膨らましたバブルの崩壊は、人類史上最大のものになるようだ。2015年にもバブルが崩壊しかかったが、中国政府はそれをさらに膨らませるという最悪のやり方で回避した。2022年、いよいよそれが限界に達する。
中国大手不動産の経営危機 債権総額３５兆円も不可解な倒産処理 “人類史上最大”のバブル崩壊を経験するかもしれない
2/1(火) 17:00配信 夕刊フジ
【マンション業界の秘密】
人類史上、経済の「バブル」というものは何度も膨らんでは弾けている。日本では１９８０年代後半に起こった平成の大バブルとその崩壊が印象深いはずだ。
もはや歴史となったあのバブルでは、今では考えられないようなことが起こった。しかし、それを経験しているのは５０代後半以上の世代だ。
今を生きる世代はこれから、人類史上最大のバブル崩壊を経験するかもしれない。中国経済である。
私はもう１０年以上も前から中国経済のバブル崩壊を懸念してきた。実際に、何度か「今度こそ」という場面があった。２０１５年の「チャイナショック」などは、今から思えばバブル崩壊の可能性が高かった。
中国の当局はそれを防いだ。どうしたのかと言うと、弾けかけたバブルをさらに膨らませたのだ。それが崩壊を防ぐ最も安易で効果的な手法であった。
具体的には、証券市場での株式売却やカラ売りを強制的に禁止したり、不動産業界にジャブジャブとマネーを注ぎ込んだのだ。
その結果、刹那的には崩壊を回避できた。しかし、それはバブルをさらに膨らませて問題を先送りしたに過ぎなかったのではないか。
…
そんな状況変化でにわかに注目を集めることになったのが、昨年後半から急浮上した大手不動産企業の経営危機である。
恒大集団という１社だけで債権総額は日本円で３５兆円にも上るという。すでにドル建て社債の利払いがデフォルトになっており、日本的な感覚では「倒産」である。
ところが、中国当局によるその管理が何とも不可解だ。どうやらドル建ての債券はデフォルトにするが、人民元建て債券は繰り延べにして償還に含みを持たせている。それが中国流の倒産処理か。
恒大に続く会社はいくつもありそうだ。主要１００都市での新築マンションの完成在庫は５・２億平方メートル超とも伝えられる。７０平方メートル換算だと７０万戸以上。日本の首都圏の年間供給戸数が３万戸強。途方もない数字である。
中国の昨年の原油や大豆の輸入量が前年を下回ったという報道もある。実質的なＧＤＰは公表数字より悪化している可能性が高い。
あの国のＧＤＰに占める不動産業のシェアは３０％以上とされている。２２年は不動産バブル崩壊が顕在化するので、マイナスになる可能性が高い。
中国のバブルが崩壊するのなら、人類史上最大規模。われわれは今年、それを見ることができるかもしれない。
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中国投資が焦げ付いた国際金融資本も
ワトソン君リーマンショックよりも、大きな規模って事ですよね？何百兆円なんですか？
黒井恒大1社だけの問題じゃないからな。第2第3の恒大が存在していて、それが10社も20社もあれば間違いなく人類史上最悪のバブル崩壊になるだろう。
ワトソン君他の国に迷惑をかけるのは、やめてほしいですね・・・。
黒井現段階で既に中国不動産企業に投資した分は焦げ付いてるからな。国際金融資本も中国からの撤退を徐々に進めてはいるが、既に逃げられなくなった大手もいくつかあるだろう。香港も震源地になりうる。
ワトソン君香港の不動産バブルも、危ないと思います！香港は、コロナ対策で入国できなくなりました。
黒井香港は国際金融都市としての役目を放棄したよな。米欧諸国からの航空便を停止して金融マンを排除しにかかってる。香港も共に倒れるだろう。
恒大の広州本社は既に存在しない
ワトソン君ネットユーザーの反応です！
・バブルが崩壊しても、中国経済そのものが崩壊するというのはまだ見通せないです
・中国の成長にブレーキがかかり、お金が回らなくなると実態が露呈しました
・ドル建ての外国人投資家は、広州の本社で床に寝そべったりしないので、泣き寝入りさせられます
・34億個もマンションがあるのに、どこから人を連れてくるんですか？
・中国は、共産主義の悪い部分と資本主義の悪い部分が両方存在する国では？
黒井ちなみに広州に既に本社はないけどな。楽観的なコメントが多いが、ゴモー党は外国人投資家こそ真に怖い存在だというのを思い知った方がいいね。日本にとってはどうでもいい話だ。
ワトソン君アメリカの会社が、香港の資産を差し押さえできたのがすごいですよね・・・。恒大は、破産しかないと思います。
ワトソン君中国の皆さん、世界に迷惑をかけたら賠償してもらいます！領土割譲です！さようなら！
黒井日本には関係ない！どうでもいい！中国さようなら！
