大阪府警吹田署は16日、路上で女子高校生に消毒用アルコールスプレーを噴射したとして、暴行容疑で、大阪市こども青少年局で医務監を務める医師、田端信忠容疑者(58)=吹田市藤白台=を逮捕した。署によると「感染症対策で人と私との空間に消毒液を噴霧しただけ。新型コロナウイルスにかかりたくなかった」と容疑を否認している。
逮捕容疑は1月19日午前8時20分ごろ、吹田市の阪急北千里駅に直結する連絡橋で、通学中の女子高校生(16)に消毒用スプレーを噴射した疑い。
防犯カメラの映像などから田端容疑者が浮上。連日のようにマスクを着けていない人らに噴射する姿が写っていた。