【独自】入学式前に学生服届かず 社長が遅れの理由を説明


日テレNEWS

この問題は東京西部の学校を中心に制服を販売する武蔵野市の「ムサシノ学生服」が受注した制服を入学式の直前になっても一部の家庭に届けることができていないものです。

7日朝、「ムサシノ学生服」の田中秀篤社長が日本テレビの取材に応じました。「本当に申し訳ないと思っています」田中社長はこのように述べ、制服が届かなかった保護者や新入生に対して謝罪の言葉を述べ、深く頭を下げました。

制服の発送が遅れている原因については学生服の受注数の予測が大きく外れてしまったことがあると説明しました。

「今年はコロナの影響もあるが、受注時期が後ろにずれていることと、私学の無償化でどちらの学校に生徒が入るか分からない、男女の人数制限がないので受注数が読めなかった」などと述べました。

また制服が届かないことに十分な説明がないとの指摘について田中社長は問い合わせに対応し調査する中でさらなる問い合わせへの対応ができなくなってしまったと説明しました。

「お客さんに対しての真摯(しんし)な答えができる状態ではないということと一点でも納めるというバランスが欠いていたと思う」「問い合わせの対応に追われ、できることが100%できず、こういうことになってしまった」今後の対応についてはこのように述べました。

「全力で納められるものは生産も稼働し、すべて納めきっていく」「時間が許す限り学校や生徒に謝る状況を作ってければと思っている」納品終えた上で、学校や生徒に対して直接謝罪をする機会を作りたいと話し、謝罪の言葉を何度も繰り返しました。

「学生服が好きでこういう仕事をしてきたが、こういうことを起こしたことは本当に申し訳ない。お子さまたちに対しても晴れの日に卒業まで応援すると会社で考えてきたが、最初の日を踏みにじったのは申し訳ない」



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