「今は答えられません」殺害した母親のパスポートで海外逃亡か 逮捕された28歳の娘 まさかの“黙秘”

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「今は答えられません」殺害した母親のパスポートで海外逃亡か 逮捕された28歳の娘 まさかの“黙秘”

FNNプライムオンライン

【画像】仲良し母娘の間に何が。事件を画像で振り返る(計19枚)

遺体に無数の傷「強固な殺意」か

死因は頭蓋内損傷。凶器の刃物は、頭の中の深い部分まで達していたことになる。傷跡からは強固な殺意がうかがえる。

遺体をベランダに放置 殺害は「黙秘」

これまでの調べに対して、死体遺棄については、容疑を認めている志穂容疑者。しかし、母親殺害については、「今は答えられません」と黙秘しているそうだ。だんまりを決め込むワケは何なのか。

事件は「単独犯」 母娘のトラブルか

容疑者が黙秘・否認している場合、捜査当局が、記者発表の際に、”口をつぐむ”ケースは少なくない。どこまで事件の詳細を把握しているのか、容疑者・弁護人に対して、手の内を明かさないためだ。裁判で、確実に、有罪を勝ち取る狙いもある。

ただ、今回、栃木県警は、事件の”見立て”として、志穂容疑者の「単独犯」であることを明らかにした。第三者が事件に介在していないとすれば、母娘の間に、何らかのトラブルがあったということになる。

母親のパスポートで”海外逃亡”か

志穂容疑者は、3月1日に、日本に強制送還され、千葉県警に旅券法違反の疑いで逮捕された。事件の時系列を整理すると、母親を殺害し、海外逃亡を図った可能性が高いと言える。マンガ家志望だった娘と、それを陰で支える明るい母親。

取材では、そんな親子関係が明らかになっている。20年ほど前から住んでいたとされる県営住宅が殺害現場となった。啓子さんの顔・頭には無数の傷が残されていた。母娘の間に何があったのか。動機の解明が待たれる。

社会部

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