困窮者への10万円給付に再び批判の声…本当に困っている人への支援を阻んでいるのは、メディアや国民だった?


困窮者への10万円給付に再び批判の声…本当に困っている人への支援を阻んでいるのは、メディアや国民だった?

政府の案

【映像】政府が現金再給付を検討、誰の為の政策?

 19日の国会でそう訴えた岸田総理大臣。政府が総合緊急対策の柱の一つとして打ち出す方針だと報じられたのが、生活に困窮する子育て世帯に対する子ども1人当たり5万円の給付案などだ。一方、その財源について、自民党幹部は「補正予算を組むとなったら予算委員会をやることになって火だるまになる」と懸念を示し、公明党幹部も「給付については参院選前だから機動的な対応として当然やった方がいい。でも、うちも必ずしもばらまきを求めているわけではない」と話しているという。

■「国民一律10万円支給への批判、思い出していただきたい」

困窮者への10万円給付に再び批判の声…本当に困っている人への支援を阻んでいるのは、メディアや国民だった?

佐藤教授

困窮者への10万円給付に再び批判の声…本当に困っている人への支援を阻んでいるのは、メディアや国民だった?

対象になるとみられる世帯

 なぜかといえば、支給を行うのは、この人は税金を払っているかどうか、あるいは子どもがいるかどうかの情報を持っている地方自治体になるからだ。また、あなたには受給資格があるので申請してください、と促すアプローチもしやすい。一方、これ以外の線引きでやれと言われたら、改めて所得を申告してもらったり、貯蓄がいくらか聞き出したりしなければならない。迅速な支給ができなくなるし、嘘をつく人も出てくるかもしれない」。



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