■この先1週間のポイント■
提供:ウェザーニュース
・本州の南に前線停滞 曇りや雨の日多い
・九州など大雨に注意 まとまった雨に
・暖気優勢 気温の高い傾向続く
この先一週間は西日本や東日本の太平洋側で曇りの日が多く、雨の降る日もある予想です。梅雨入り前ですが大雨にも注意が必要です。気温は高い傾向が続きます。
本州の南に前線停滞 曇りや雨の日多く
降水の予想
日本の東の太平洋上で高気圧が勢力を強め、日本列島には南から湿った空気が流れ込みやすい状況が続きます。このため本州の南に前線が停滞する日が多く、太平洋側を中心に曇りの日が多く、雨の降る日もありそうです。
特に26日(火)頃は低気圧が東進する影響で、西日本は午前中、東日本や北日本は午後から雨が降る予想です。
なお、梅雨のように晴れる日がほとんど無いというわけではなく、前線の活動が弱まったり陸地から離れたりすれば晴れる日もある予想です。
九州などは大雨に注意 まとまった雨に
九州南部付近は特に前線が停滞しやすく、雨が一時強く降ることがありそうです。特に24日(日)前後や、25日(火)以降は雨が強弱を繰り返す見通しです。
災害に繋がるような降り方にはならない見通しですが、大雨で道路の冠水等が発生する可能性があるため、梅雨入り前に早めの備えをお願いします。
暖気優勢 気温の高い傾向続く
南から湿った空気が流れ込みやすい状況が続くため、日本付近は暖気に覆われ、この時期としては気温の高い状態が続く見通しです。
東京や大阪でも最高気温が25℃以上の「夏日」となる日が多く、予報以上に晴れた場合はいっそう強く暑さを感じそうです。まだ猛暑にはならないものの、屋外作業などの際は水分補給などで熱中症対策をしておきましょう。
ウェザーニュース