小1女児不明の山梨・道志村のキャンプ場で“人の骨” DNA鑑定へ 警察当局は最善尽くせ


小1女児不明の山梨・道志村のキャンプ場で“人の骨” DNA鑑定へ 警察当局は最善尽くせ

FNNプライムオンライン

【画像】小倉美咲さんが行方不明になったキャンプ場の近くで人の骨が。警察による捜索活動が続く(画像7枚)

見つかったのは子どもの骨か

今回、人骨が見つかったのは、そのキャンプ場から東に600メートル離れた林道だった。今月23日、これまでも捜索に協力してきたボランティアの40代の男性が、斜面にあるのを見かけたという。隠されているような形跡はなかったとのこと。

男性は、その際は、気にとめなかったが、人の骨かもしれないと思い直し、25日になって山梨県警に届け出たそうだ。見つかったのは頭の骨の一部で、骨の形状から大人のものより小さく、子供の可能性があるとのこと。

突然、人の骨が見つかったワケ

また動物が、偶然、運んでくることも考えられる。現在、山梨県警は、他にも人の骨がないのか、身元の特定につながるような遺留品はないのか、40人体制で周辺の捜索を実施。また人骨のDNA鑑定を行い、身元の特定を急いでいる。美咲さんとの関連も調べることになる。

人骨のDNA鑑定は、当然、可能だ。一方で、骨の保存状態などによっては、試料の抽出が困難なケースもある。血液や体液、毛髪などと比べて、骨のDNA鑑定はハードルが高いとされる。今回の人骨について、ある捜査関係者は「骨は難しいので、時間がかかるかもしれない」と話している。一両日中に結果が出るのは困難な見通しだ。

日本のDNA鑑定技術で「万全尽くせ」

きのう、美咲さんの母・とも子さんは取材に対して「娘の足でそこまで行くのは不可能だと思うので、美咲ではないと思っています」との心情を吐露していた。今回、見つかった骨が、誰のものか分からなかったと言う結論にならないよう、警察当局には、身元特定に最善を尽くして欲しい。

社会部,平松秀敏



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