ツイッターに電車の爆破予告、大阪駅で乗客ら一時退避…旅行会社貸し切りで運行

ＪＲ大阪駅（２０１０年）

　４日夜、ＪＲ大阪駅に到着する電車への爆破予告があり、警察が出動し、一時乗客らを退避させる騒ぎがあった。大阪府警曽根崎署が車内などを調べたが、爆発物は見つからなかった。

大阪府警察本部

　曽根崎署やＪＲ西日本によると、４日午後、ツイッターに爆破予告の書き込みがあるのを府警が確認。曽根崎署員が午後７時４０分頃から大阪駅に到着した電車の車内を調べた。その間、停車していたホームなどにいた乗客らを退避させたが、異常は確認されず、同８時過ぎには解除されたという。

　ＪＲ西によると、電車は旅行会社による貸し切り運行で、大阪―倉敷駅間を日帰りで往復していた。

　駅ホームの売店で働く女性は、駅員から「店を閉めて外に出てください」と告げられ、改札付近まで避難したといい「何があったのかわからなかった」と話していた。