愛知県庁
愛知県教育委員会は16日、同県三河地区にある県立工科高校2年の男子生徒が、実習授業中に大けがを負い、その後、死亡したと発表した。
県教委によると、男子生徒は6日午前10時50分頃、木材加工の授業で、ノミの柄の末端に付いている金具を金づちでたたいて調整する作業を行っていたところ、誤って刃先が左足の付け根付近に刺さったという。
生徒は救急搬送されたが、出血多量で一時心肺停止となった。その後、緊急手術で一命を取り留めたが、再び出血するなどし、12日午後1時過ぎに死亡した。
県教委は「授業中の事故はあってはならないこと。事故防止に向けた点検や改善を徹底したい」としている。