ロシア空軍の「ミグ31K」戦闘機に搭載された極超音速弾道ミサイル「キンジャル」。ロシア国防省提供の動画より(2022年2月19日撮影・提供)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ロシアは18日、極超音速弾道ミサイルを搭載した戦闘機3機をバルト海(Baltic Sea)沿岸の飛び地カリーニングラード(Kaliningrad)に配備した。
【写真】「ミグ31K」戦闘機に搭載された極超音速弾道ミサイル「キンジャル」
軍事施設が集中するカリーニングラードは、リトアニアとポーランドに挟まれている。両国はいずれも欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)加盟国で、ロシアの侵攻を受けるウクライナを強く支援している。
ロシア国防省の発表によると、極超音速弾道ミサイル「キンジャル(Kinzhal)」を搭載した戦闘機ミグ31(MIG31)3機がカリーニングラードのチカロフスク(Chkalovsk)飛行場に配備され、今後「24時間体制の戦闘任務」に就く。
2018年に公開されたキンジャルは、音速の10倍で飛行し、ミサイル防衛システムによる迎撃が極めて困難であることから、同国のウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領から「理想兵器」と評されている。【翻訳編集】 AFPBB News