
イスラエルの衛星画像会社によると、ロシアが地対空ミサイルシステム「S300」(写真)の高射砲をシリアからクリミア半島近くのロシアの港に輸送した。2017年8月撮影(2022年 ロイター/Maxim Shemetov)
[29日 ロイター] – イスラエルの衛星画像会社によると、ロシアが地対空ミサイルシステム「S300」の高射砲をシリアからクリミア半島近くのロシアの港に輸送した。ウクライナ戦争での防空網を強化するためとみられる。
衛星画像によると、8月12日─17日にはシリアのタルタス港に高射砲の部品があったが、8月20日までになくなった。衛星画像会社によると、ロシア船に積まれ、ロシアのノボロシースク港に向かったという。
リフィニティブのデータによると、このロシア船はトルコのダーダネルス海峡を通過してすでにノボロシースク港に到着している。
ロシア国防省はコメントを控えた。