トランプ氏、CNNを名誉毀損で提訴 1月6日の委員会に対して行動する可能性も
2022年10月4日 ドナルド・トランプ前米大統領は月曜日、CNNを提訴し、ケーブルテレビのニュースネットワークを名誉毀損で訴え、懲罰的損害賠償として4億7500万ドルを求めた。
トランプ氏はフロリダ州の連邦地方裁判所に提出した訴訟の中で、CNNが2024年の大統領選に再出馬することを「恐れて」、同氏に対する「名誉毀損と中傷」のキャンペーンを展開していると非難している。
7月の声明で、トランプは、CNNが自分についての中傷とされる発言の撤回を拒否した場合、CNNを訴えると脅していた。
また、2021年1月6日の自身の支持者による連邦議会議事堂襲撃事件を調査中の議会委員会に対し、自身のチームが「適切な行動を起こすかもしれない」と述べ、委員会が自身が主張する「大規模な大統領選挙不正」の調査を拒否したと述べた。
CNNは「人種差別主義者」「ロシアの手先」「暴動主義者」、そして最終的には「ヒトラー」という、これまで以上にスキャンダラスで誤った、中傷的なレッテルで自分を「汚そうとしてきた」という。
トランプ氏は、2020年の選挙が民主党のバイデンによって「盗まれた」という彼の主張をCNNが “Big Lie(大嘘) “と表現したことを特に問題視している。
“大嘘 “とは、アドルフ・ヒトラーが採用し、ヒトラーの『我が闘争』に登場する戦術を直接的に指すものだ」と訴状には書かれている。CNNで7,700回以上、トランプを指して「大嘘」という言葉が使われたという。(yahoo)
2022年10月3日アメリカ合衆国第45代大統領ドナルド・J・トランプによる声明
かつて一流のニュースチャンネルであったCNNが、アメリカ国民が、いや世界が、そんなことが可能だとさえ信じないレベルで、偽情報、中傷、フェイクニュースの提供者に堕落したことに対して、今日、訴訟が起こされた。
わたしは何年もの間、このような事態をしばしば信じられない思いで見てきたが、ついに、CNNがわたしや、わたしの強力で熱心な愛国的支持者-合衆国を愛しながらも、多くのレベルで非常に不当な扱いを受けてきた人々-について直接的にも間接的にも行った故意のごまかしと中傷に対して責任を持ち、法的責任を負うときが来た。
彼らが常に言及する「大嘘」は、実は「逆の大嘘」なのだ。彼らはそれを知っており、それは法廷で証明されるだろう。
今後数週間から数ヶ月の間に、私たちは、他の多くのフェイクニュースメディア企業に対しても、彼らの嘘、名誉毀損、不正行為について訴訟を起こす予定だ。
同様に、1月6日のアンセレクト委員会は、圧倒的な証拠にもかかわらず、行われた大規模な大統領選挙の不正を調査することを拒否し、それについて訴え、質問した人々や愛国者を調査し、嫌がらせをしただけなので、我々は適切な行動を起こすことができる。
大統領選挙の不正操作と窃盗は、おそらく「世紀の犯罪」であり、今、私たちの国に何が起こっているかを見てほしい。
アンセレクト委員会は、国防総省のバイデン監察官などが行ったように、1月6日の数日前に、私が議事堂と国中の平和、安全、安心を確保するために何千人もの軍隊を展開することを推奨し許可したことを認めることを拒否している。
州兵の派遣は、ナンシー・ペロシ下院議長とワシントンD.C.のクッパ市長に拒否された。法律では要請が必要なのに、彼らは要請をせず、その結果、国を破綻させた。
私は、フェイク・ニュースと主流メディアに立ち向かうプロセスを開始するために、今日の訴訟を起こしたことを誇りに思っている。
