トラス英首相、在任45日目に辞任 「最短命」確実 来週にも党首選

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トラス英首相、在任45日目に辞任 「最短命」確実 来週にも党首選

辞任を表明するトラス英首相=ロンドンの英首相官邸前で2022年10月20日、ロイター 

【写真】退陣に追い込まれた英国のトラス首相

 英国では現在、保守党が下院の過半数を占めており、トラス氏の後任の新党首が次期首相となる。党首選は来週にも実施される見通し。

 英PA通信によると、英史上最短命の政権は19世紀のカニング首相の在任118日。9月6日に就任したトラス氏は20日で在任45日目であるため、この記録の更新が確実になった。

 トラス氏は9月23日、物価高対策として減税総額が5年間で約450億ポンド(約7兆6000億円)に上る減税策を発表した。だが大規模減税による財政悪化への不安から、英国債や通貨ポンドが急落するなど市場が混乱した。事態収拾のため、トラス氏は10月14日にクワーテング財務相(当時)を解任し、後任のハント新財務相が17日に減税策のほぼ全てを撤回。政権の目玉政策が発表から1カ月たらずで撤回される異常事態に陥っていた。19日にはブレーバーマン内相(当時)が辞任するなど主要閣僚の離反も招き、政権はレームダック(死に体)化していた。

 後任候補にはスナク元財務相、モーダント前国防相らの名前が挙がっている。党員を対象とした世論調査では、新型コロナウイルス禍での行動制限違反で辞任したジョンソン前首相の人気が高い。【ロンドン篠田航一】

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