激しい乱気流で機首欠損、旅客機が緊急着陸 南米パラグアイ


激しい乱気流で機首欠損、旅客機が緊急着陸 南米パラグアイ

南米チリからパラグアイに向かっていた旅客機が悪天候により機体が損傷し緊急着陸した

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緊急着陸したのは26日にチリのサンティアゴからパラグアイのアスンシオンへ向かっていた旅客機。パラグアイのシルビオ・ペッティロッシ国際空港に緊急着陸し、ラタム航空によれば乗客乗員は全員無事だった。

CNN提携局のテレフトゥーロによると、同機には48人が搭乗していた。

同局が入手した写真の機体は機首部分が欠損し、フロントガラスが粉々になっていた。

チリの民間航空当局は27日、パラグアイの航空当局が調査に乗り出し、チリの専門家チームも合流して調査に協力すると発表した。

乗客の女性は27日、民間ラジオ局の電話取材に対し「アスンシオンに近付いたところでものすごい乱気流が始まってみんながパニックになった。パイロットが私たちに、緊急着陸に備えるよう告げた」と話している。

この女性は乱気流の中で恐怖に駆られて娘を抱き締めていたという。途中でシートベルトが外れたが、別の乗客の助けを借りて締め直すことができた。

女性はさらに、「娘にさよならを言い、愛している、大好きだよ、ずっと一緒だからと言って聞かせた」一時もあったと振り返った。



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