ベラルーシの反政権派スベトラーナ・チハノフスカヤ氏。仏パリで(2022年10月7日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】リトアニアに亡命しているベラルーシの反政権派スベトラーナ・チハノフスカヤ(Svetlana Tikhanovskaya)氏は14日、ベラルーシは事実上ロシアの「軍事占領下」にあると述べ、欧州連合(EU)に対してアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)政権への圧力を維持するよう訴えた。
【写真】プーチン大統領をハグするルカシェンコ大統領
ロシアはウクライナ侵攻の際、ベラルーシ領からもウクライナを攻撃した。現在は合同部隊の一部としてベラルーシにロシア兵数千人を駐留させている。
チハノフスカヤ氏はベルギー・ブリュッセルでEU諸国の外相と会談した後、AFPに対して「ベラルーシは事実上、(ロシアの)軍事占領下にあると言わざるを得ない」との見方を示した。
さらに、ルカシェンコ氏はベラルーシに駐留するロシア軍や配備される軍装備品を管理できていないと主張した上で、「ルカシェンコ氏は(ロシア側の要請)すべてを受け入れるしかない。(ロシアのウラジーミル・)プーチン(Vladimir Putin)大統領の後ろ盾がなければ、国内で政治的に生き残れないと自覚しているからだ」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News