ロシア大使の謎の批判、ウクライナ軍が攻撃を妨害するから犠牲者が増える

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ロシアのネベンジア国連大使は24日「キーウの住宅に命中したミサイルはAIM-120で軽率な武器供給が民間人の犠牲者を増やしている。ロシア軍の攻撃を妨害しなければ余計な犠牲者は発生していなかった」と謎の批判を披露した。

これを公式の場で言えてしまうのがロシア人のメンタリティーであり価値観なのだろう

ロシア軍は23日に約70発(Kalibr、Kh-101、Kh-555)の巡航ミサイルを発射、内31発がキーウ州に向かいウクライナ軍の防空システムが21発を撃墜したものの防空シールドをすり抜けたミサイルがキーウ市内にも着弾、その内の1発が住宅に命中した数十人の死傷者(現時点で30人以上が負傷して4人死亡)が発生した。

この問題についてロシアのネベンジア国連大使は「首都キーウの住宅に命中したミサイルは米国が供給した防空ミサイル(NASAMSが使用するAIM-120)で、軽率なウクライナへの武器供給が民間人の犠牲者を増やしている。ウクライナ軍は住宅地域にも防空システムを配備しており、ミサイルの破片や目標に命中しなかったミサイルがロシア軍が狙っていないものに当たってしまう」と述べ、ロシア軍の攻撃を阻止するための迎撃行為や武器供給が民間人の死を引き起こした主張している。

ネベンジア国連大使が「首都キーウの住宅に命中したミサイルは米国が供給した防空ミサイルだ」と言及したのはSNS上に登場したAIM-120の破片の写真に基いており、この写真をアップした人物は「キーウのアパートに命中したミサイルはロシア軍のものではなく米国製のAIM-120Cだった」と主張しているが、これが23日のキーウで住宅に命中したミサイルの破片だという確認できず、大使の主張もこの人物の発言を引用しただけなので住宅にAIM-120が命中したかどうかは謎だ。

そもそも「ロシア軍の攻撃を妨害しなければ余計な犠牲者は発生していなかった」という謎の主張は「ロシアがウクライナに侵攻していなければ余計な犠牲者は発生していなかった」と変換することが可能で、もはや「ウクライナが降参しないから余計な犠牲者が出るのであってロシアに責任はない」という理屈に近く、これを公式の場で言えてしまうのがロシア人のメンタリティーであり価値観なのだろう。

ソ連から独立した国々が「西側諸国の多くはロシア人のメンタリティーを理解していない」「多くの国々をソ連の一部として同化した人々の意識改革=メンタリティーに刷り込まれた帝国主義からが脱却できなければ再びロシア人が戻ってくる」と警告するのは、この辺りに原因があるのかもしれない。

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※アイキャッチ画像の出典:ANDRII NEBYTOV

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