
ドイツの地上配備型迎撃ミサイルシステム「パトリオット」(2014年3月25日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ポーランドがドイツに対し、地上配備型迎撃ミサイルシステム「パトリオット(Patriot)」をウクライナに送るよう要請したことについて、北大西洋条約機構(NATO)のイエンス・ストルテンベルグ(Jens Stoltenberg)事務総長は25日、ドイツが決定することだとの見解を示した。
【写真】ドイツの地上配備型迎撃ミサイルシステム「パトリオット」
ドイツは先週、ウクライナ国境に近いポーランド東部の村にミサイルが着弾し2人が死亡したことを受け、ポーランドに米国製パトリオットの配備を提案していた。これに対しポーランドは、ロシア軍の攻撃からウクライナが自衛できるよう、同国に送ることをドイツ側に要請した。
ストルテンベルグ氏は、「パトリオット砲を配備してポーランドの防空を強化するというドイツの申し出を歓迎する」と表明。他方で同氏は、ウクライナに特定の武器を送る計画は「国家による決定」だと強調した。
ドイツのクリスティーネ・ランブレヒト(Christine Lambrecht)国防相は24日、ポーランドからの提案については、NATOと協議する必要があると述べていた。また独政府報道官は25日、ポーランドの立場を考慮しつつ、同国の提案にどう対処するか、現在同盟諸国と協議中だと説明した。
米国はすでにポーランドにパトリオットを配備し、ドイツはスロバキアに配備するなど、同システムはNATOの東側の防空に重要な役割を担っている。だが、米国をはじめとするNATO加盟国はこれまで、同システムをウクライナに送ることは避けてきた。【翻訳編集】 AFPBB News