26日、台湾統一地方選で注目を集めた台北市長選で、最大野党・国民党の蒋万安候補を応援する支持者ら(AFP時事)
【台北時事】台湾統一地方選の投開票が26日行われ、注目された主要県市の首長選のうち中心都市・台北市では、与党・民進党候補が最大野党・国民党候補の勝利を認めた。
地元メディアの開票速報によると、民進党は桃園市や新北市などで最大野党・国民党にリードを許した。
投票に際し「民主主義を実践する重要な時だ」と呼び掛けた民進党主席(党首)の蔡英文総統は、結果次第では責任を問われ、2024年総統選と今後の対中政策に影響しそうだ。
台北市では、蒋介石・元総統のひ孫に当たる国民党の蒋万安・前立法委員(国会議員)の当選が濃厚となった。