来年はもっと酷いことになりそうだ。
韓国、今年の貿易赤字４００億ドル突破…輸出が２カ月連続で減少
12/2(金) 6:49配信 ハンギョレ新聞
11月の輸出額は519.1億ドル、輸入は589.3億ドル 1～11月の累積貿易収支赤字は425.6億ドル
韓国でエネルギー輸入価格と為替レートの急騰（ウォン安）による輸入額増加傾向が続く中、輸出も先月まで2カ月連続でマイナス成長で推移し、貿易収支赤字の流れが8カ月続いた。今年の累積貿易赤字規模はすでに400億ドルを超えている。
産業通商資源部が1日に出した「11月輸出入動向（暫定）」によれば、輸出は昨年同月より14.0％減った519億1千万ドル、輸入は2.7％増えた589億3千万ドルを記録した。これにより、貿易収支は70億1千万ドルの赤字となった。
輸出は2カ月連続で減少傾向を示し、貿易収支は4月から一貫して赤字から抜け出せずにいる。8カ月以上連続した貿易赤字は、通貨危機当時の1995年1月～1997年5月の連続赤字以来25年ぶりだ。11月の貿易収支赤字幅は、今年10月（67億ドル）に比べても拡大した。これにより、今年に入ってから11月までの累積貿易赤字は425億6千万ドルに達した。累積貿易赤字の規模は8月（247億2千万ドル）にすでに過去の年間最大値（1996年の206億2400万ドル）を上回っている。
産業部のイ・チャンヤン長官は、輸出の減少傾向に対して「エネルギー危機にともなうインフレで世界景気の鈍化が続き、需要の弱化で製品価格が下落していることに伴うもの」と解説した。イ長官は「貨物連帯による運送拒否まで作用し、11月の輸出減速幅が前月より拡大した」として「運送拒否が長期化する場合、生産支障につながり12月の輸出にも否定的影響を及ぼすと憂慮される状況」と話した。
品目別に11月の輸出実績を見ると、15大主要輸出品目のうち4品目だけが増えた。自動車輸出が31.0％で最も大幅な増加傾向を記録した。SUVとエコカーに対する堅調な需要、人気車種の現地販売増加、車両用半導体需給改善に支えられた結果だった。石油製品（26.0％）の輸出も二桁増加した。2次電池（0.5％）と自動車部品（0.9％）も輸出増加品目に名を連ねた。
グローバル需要の鈍化のため、先月の半導体輸出は29.8％減の84億5千万ドルと集計された。昨年同月の好実績に比べた基底効果に加え、消費者用情報技術（IT）機器（中低価格スマートフォンなど）のような川下産業の需要と共にサーバー需要が萎縮し、DRAM・NANDの価格下落が重なったためだった。石油化学（-26.5％）、ディスプレイ（-15.6％）、無線通信（-18.7％）、船舶（-68.2％）の輸出も減少した。
地域別には、9大地域のうち米国（8.0％）、中東（4.5％）、独立国家連合（CIS・4.6％）、欧州連合（EU・0.1％）の4カ所で輸出が増加し、その他の地域では減少した。対米輸出はドル高の影響で米国の輸入物価負担が減る中で、自動車・自動車部品・二次電池を中心に増えた。対中国輸出は25.5％減の113億8千万ドルにとどまった。中国政府が新型コロナの再拡散に対応して強力な封鎖措置を展開する状況が長期化し、半導体・石油化学・ディスプレイのような主要品目の輸出が減少した。中南米地域（-19.1％）と日本（-17.8％）に対する輸出も比較的大幅に下落した。
輸入額の増加は11月もエネルギー輸入額急増のためと分析された。原油・ガス・石炭の輸入額は昨年同月比で27.1％（33億1千万ドル）増の155億1千万ドルと集計された。
イ・チャンヤン長官は「先月の第1回輸出戦略会議で発表した通り、ASEAN・米国・中国の3大主力市場に対して輸出品目を多角化し、国別オーダーメード型方案で輸出を支援する」と述べた。また、先月30日にスタートした民官合同の「ワンストップ輸出・受注支援団」を中心に輸出・受注管理を一元化し、迅速な支援と障害の解消を推進すると付け加えた。
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黒井エネルギー価格は一服し輸入額は落ちてきたはずだが、それ以上に輸出先の中国がロックダウンや景気減速を迎え激減、さらには韓国製品そのものが選ばれなくなりつつあるなど不穏な兆候は多い。そして来年には米国のインフレ対策法案として韓国製の電気自動車には補助金が出なくなる。とどめの一撃となりそうな気配だ。
黒井韓国はそれだけでなく、韓国政府の財政赤字や過度な利上げによる家計負債の負担急増、それに伴う借入減少と不動産価格の急落、さらにはレゴランド不渡りに端を発した社債市場の流動性危機、ストによる輸送停止危機などいくつも爆弾を抱えている。来年にもそれが炸裂し、なおかつ日本が助けないとどうなるか世界は知るだろう。
