13日、米ワシントンのホワイトハウスで、物価について発言するバイデン大統領(EPA時事)
【ワシントン時事】バイデン大統領は13日、ホワイトハウスで演説し、11月の消費者物価指数(CPI)の伸びが5カ月連続で縮小したことに関し、「なお高過ぎることを見誤ってはならない」と強調した。
「まだやるべきことは多い」と述べ、物価安定の回復を引き続き重視する姿勢を示した。連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ継続を容認した形だ。
ただ、米国の高インフレは峠を越えたとの見方が強まっている。バイデン氏はテレビやおもちゃなどモノの価格が低下していることを挙げ、「クリスマス休暇に向け、良い知らせだ」と語った。