仁徳陵直通バス運行、堺市 古墳群の世界遺産見据え 

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仁徳陵直通バス運行、堺市 古墳群の世界遺産見据え 
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 仁徳天皇陵古墳(大山古墳、堺市堺区)を含む百舌鳥・古市(もず・ふるいち)古墳群が7月に世界文化遺産に登録されることが確実視されていることから、仁徳陵の拝所と、堺市内主要駅の南海本線・堺駅、同高野線・堺東駅を乗り換えなしで結ぶシャトルバスが7月6日から運行されることになった。主要駅と仁徳陵を結ぶアクセスが課題となっており、改善を目指す。土日曜・祝日に運行し、12月29日まで。(古野英明)

 仁徳陵の拝所を通るバス路線は堺東駅前から出ているものの、1時間に片道1、2本と便数が少なく、認知度が低かった。また拝所はJR阪和線・百舌鳥が最寄り駅だが、仁徳陵の訪問客が堺駅や堺東駅周辺の中心部に回遊しないことが課題になっていた。

 シャトルバスは市と南海バスが運行。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関・イコモスの勧告で、古墳群の世界遺産登録がほぼ確実となり、訪問客が増加することが見込まれることから決めたという。

 運行されるのは堺駅前、堺東駅前から堺市博物館前(仁徳天皇陵拝所前)を結ぶ2ルートで、10~15分程度で結ぶ。1時間に片道3本程度の便数があり、1日に往復計96便の運行を予定している。堺駅ルートは途中、宿院で停車し阪堺電気軌道阪堺線との乗り換えが可能。堺東駅ルートは途中停車せずに直通運転となる。

 運賃は大人240円、子供120円。車内のアナウンスは、日本語のほか、英語、中国語、韓国語でも行われる。

 市観光部の担当者は「主要駅から仁徳陵までの快適なアクセスを確保し、国内外の来訪者が市内周遊できるようにしたい」としている。

 古墳群の世界遺産登録は、7月5日からアゼルバイジャン・バクーで審議が始まる世界遺産委員会で正式に決まる見込み。

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