山梨の最高路線価4年連続上昇 甲府駅周辺整備が影響

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 国税庁が1日発表した令和元年分の路線価で、山梨県内の最高は甲府駅前通り(甲府市丸の内)の1平方メートル当たり27万円だった。前年から5千円(1・9%)の上昇で、県内の最高路線価が上がるのは4年連続。県内平均(標準宅地)は27年連続の下落となったものの、対前年変動率はマイナス1・1%で、7年連続で縮小した。

 甲府駅前通りの路線価ははがき1枚分の面積で約4千円、新聞紙見開き分で約13万5千円。ピークだった平成4年(1平方メートル315万円)の11分の1以下で、23年とほぼ同じ水準。都道府県別順位は前年と同じ32位だった。

 上昇について、県不動産鑑定士協会の小川和彦会長は「甲府駅周辺が整備された上、飲食店の営業努力もあり、人が集まるようになった。駅北側に住む人も増えた」と分析する。

 甲府のベッドタウンである昭和町のイオンモール甲府昭和周辺の新興住宅街や、外国人観光客の増加が続く富士河口湖町の富士急行河口湖駅前の商店街も上昇した。一方で、過疎化が進む山間部などを中心に下落が続き、二極化が進んでいる。

 県内全体の状況について小川会長は「激しい下落に歯止めがかかり、今後数年で横ばいになりつつあるのではないか」との見方を示した。

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