中米のホンジュラス外相が3月25日中国の北京に到着した。中国との国交樹立について協議するためだという。
ホンジュラスは台湾との国交がある数少ない国だが、もし中国との国交を樹立するならば自動的に台湾とは国交断絶状態になる。中国は「1つの中国」を維持することを世界各国に求めており、中国と台湾の2カ国と同時に国交を結ぶことはできない。
台湾の外交部は強く反発した。「80年以上に渡る関係を無視し、台湾人の感情を傷つけた」としている。
このタイミングでの国交樹立の背景は不明。
コメント欄では「中国共産党の大使からホンジュラス大統領に秘密資金が渡ったことは明らか」「ホンジュラスは中国の援助を利用したいのではないか」という推測が飛び交う中「ホンジュラス大統領が突然協議せよと命じ、ホンジュラスの副大統領や野党が猛反発している」と国内政治の混乱について言及する情報があった。(黒井)
TBS:【独自】台湾と外交関係 ホンジュラス外相 北京到着、中国との国交協議へ