2023年4月28日、米韓首脳の共同記者会見で、米国メディアからの質問が注目を集めた。その中でも、特に注目を集めたのは、前日に大統領選への出馬を公に宣言したバイデン大統領の政治姿勢に関する質問だった。
その中で、半導体支援法によって、中国内での半導体チップ生産の拡大を防ぐことをサムスン電子やSKハイニックスに圧力をかけていることに対して、「選挙のために韓国に被害を与えるのか」という質問まで飛び出し、バイデン大統領は釈明に追われた。
バイデン大統領はこの質問に答えるのに最も多くの時間を費やした。バイデン大統領は「米国の製造業の雇用を増やそうとしているのは、中国のせいではない」とし、一時は40%にのぼったにもかかわらず10%まで下落した半導体の世界市場における米国のシェアを回復するのが主な目的だと釈明した。
ただ、先端の半導体は中国の核兵器などに利用される可能性があるため、規制しようとしているのだと述べた。
また、バイデン大統領は、自身の産業政策は効果的だと長い説明を行ってから、「それは米国経済を大きく成長させるものであり、誰にも害を及ぼさない」と語った。
また、「それはサムスンや他の産業を通じて、我々だけでなく韓国にも雇用を創出する。私はウィンウィンだと思う」と主張した。
コメント欄では以下のような批判的な意見が並んだ。
「小さな東南アジアの国がアメリカに優遇措置や援助ばかりおねだりするから疎遠になる」
「アメリカと、そして韓国を含めた同盟国の安全保障を強化するためだ」
「この状況で『協力意思』が無いのを公言あまりの脳天気ぶり」
「米の技術を借りて商売させていただいているのだから、感謝しても批判する理由はない」
「訪米が成功しつつあるから、これぐらいしか都合の良いネタがないのかなと」
「これは質問で慌てさせて、失言を誘っているのでしょうか?」
「既に台湾に負けちゃってるしまだチップ4の夢みてるのかな(^^;)」
「日本や台湾、オランダ等々の企業にはお隣の国の企業に対するような態度は取っていませんよねえ」
「すげえどうでもいい質問だったのだろう」
「金の為なら、コウモリとなりエエとこ取りをしているからズルいからイケないのです」
バイデン大統領を慌てさせた質問「大統領選のために韓国半導体企業に被害与えるのか」
https://news.yahoo.co.jp/articles/001554051de8489a415d9cc6757bb0ea0724ffc0